先生は気づかせ屋
夕方から合格講座という受験専用の授業を行っている。
問題を解いている姿を見ていて分かれる。
前に立って、講義をするときに、
その生徒がどれくらいの熱量を持って授業に参加しているか。
授業は、受けるものではない。参加するもんだ。
さらさらっと問題を解く生徒もいれば、
問題文を見落とさないよう数字や特徴をチェックしながら解く生徒も、
肘をつき頬杖ついて解く生徒もいる。
自分がどれだけの偏差値を取りたいのか?
テストとで何点取りたいのか?
見てりゃすぐわかる。
姿勢になって現れる。
俺たちは気づかせること、行動に移させることが大切だと思っている。
名指しで注意することもごく稀にあるが、まずは全体に向けてだ。
どうして名指しでの注意をほとんどしないか?
自分で気がつけるようになる訓練のためだ。
生徒の自立が目標だから。
俺たちは教育学習塾だ。
エイメイを巣立ってから2度と会えない生徒がいることも事実。
だから、関われる時間を大切にして教育していくんだ。
もちろん、20人のクラス全体への話だって
一人ひとりに向けて話している。
さぁ、今日はどんな話で気づかせようか。。。