赤と青い塾の塾長ブログ

埼玉県富士見市 みずほ台にあるエイメイ学院・明成個別の塾長の熱い想いを綴ったブログです!

憧れのエイメイの先生になるために!しかし。。。

今日から、いよいよ先生になる話。

 

懐かしいことも書いていく。

 

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バックナンバーはこちら

 

第1話

エイメイ生。宮永裕介の誕生! - 赤い塾の塾長ブログ

 

第2話

エイメイという塾 - 赤い塾の塾長ブログ

 

第3話

深夜の・・・ - 赤い塾の塾長ブログ

 

第4話

エイメイが支えてくれたもの - 赤い塾の塾長ブログ

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エイメイの先生になるためには、試験がある。

 

学力試験ではない。

(もちろん学力は大切だが、先生として必要な知識があるであろう人に、声がかかるのだ。)

 

試験は、1つ【模擬授業】だ。

 

先生を生徒役にして、実際に授業をするというものだ。

 

当時言われたルールは、

 

①デビューの授業であること。

つまり初めてのクラス・生徒の授業であること。

 

②時間は30分であること。

 

この2点。

 

「先生採用試験、やらせてください!」

 

と言ったときから、すでに試験は始まっている。

 

教材選び、学年・クラス設定、板書計画、宿題選考、自主練習。。。

 

すべてが採用試験だ。授業だけが、授業ではないのだ。

 

試験本番は、1週間後に決まった。

 

手渡された真新しいペンを握りしめ、練習を始めた。

 

まずは、ノートに書いた板書計画をホワイトボードに書いてみる。

 

よ、

 

 

 

 

よ、

 

 

 

 

読めない。(T_T)

 

 

 

メッチャ汚い字だ。板書ってこんなに難しいのか?

 

 

1人で練習しているのに、恥ずかしくて声が出ない。

 

 

おいおい、お前は本当に先生に、あの憧れたエイメイの先生になれるのか?

 

 

一気に恐怖心が押し寄せてくる。

 

 

何度も何度も考え、選んだ単元は、2年生一般動詞の過去形だった。

 

 

いま、この立場で思う。その単元を選んだ時点で8割以上の確立で負けが決定。

 

 

当然1回目の試験はボロクソだった。

 

 

規則動詞の過去形の作り方の説明で、三単現の復習をしてから入ってしまった。

 

 

当然、生徒役の先生たちからは、

「三単現って何だっけ?」「Sつけるんだっけ?」

 

復習するも、理解はされず、教室はめちゃくちゃ。

 

予定の1/10も終わらず、時間は延長。。。

 

生徒役の先生も立ち上がり教室をウロチョロウロチョロ

 

終わった。憧れのエイメイの先生にはもうなれない。

 

そう思った。

 

しかし、今はみずほ台校舎の塾長として日々授業をしている。

 

さて、今回はこのくらいにしておこう。